新興企業もITを生かして物流の効率化をめざす。
セゲル(福岡市)は物流マッチングシステム「オールハイソー」を発表した。荷主と配送会社をつなげ、配送経路を効率化したり、積載率を上げたりする狙いだ。朴用皙(パクヨンソク)社長は「積載率が向上すれば、荷物が配送できなくなるといった問題を解決し、運転手の賃上げにもつながる」と話す。
トラック運転手の労働時間については、19年に施行した働き方改革関連法による残業時間規制に猶予期間が設けられている。猶予期間が終わったあとの24年4月からは原則として月45時間、年360時間、特別な事情がある場合でも年960時間を上限とする規制が適用される。(北川慧一)
北川慧一2023年9月14日 7時30分
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